NVIDIAは米国時間9月18日、Intelに50億ドル（約7400億円）を出資することで合意したと発表した。データセンターおよびPC向けに、複数世代にわたるカスタム製品を共同開発するという。
データセンター向けには、IntelがNVIDIA向けのカスタムx86 CPUを製造し、これをNVIDIAが自社のAIインフラプラットフォームに統合する。PC向けには、Intelが「NVIDIA RTX」GPUを統合したx86ベースのSoCを製造する。
NVIDIAは、1株あたり23.28ドルでIntelの普通株式を購入する。この出資は、規制当局の承認など通常の条件を経て完了する。
NVIDIAの創業者で最高経営責任者（CEO）のJensen Huang氏は、次のように述べた。「この歴史的な協業は、NVIDIAのAIおよびアクセラレーテッドコンピューティングスタックと、IntelのCPUおよび広大なx86エコシステムを緊密に結びつけるものであり、2つの世界クラスのプラットフォームの融合だ。われわれは共にエコシステムを拡大し、次世代のコンピューティングの基盤を築いていく」
