
人気コミュニケーションサービスのDiscordは米国時間2月9日、すべてのアカウントをデフォルトで「ティーン」カテゴリーに変更すると発表した。これにより、成人向け制限のあるサーバーへのアクセスや、年齢制限フラグが付いたコンテンツの閲覧、「ステージ」によるライブ配信イベントの主催には、年齢確認が必要になる。
これは2億人以上の月間アクティブユーザーを抱えるDiscordの全利用者に影響を与える大きな変更だという。Discordは3月初旬から変更を順次導入していく。「ティーン」の設定が適用されると、一部のサーバーへのアクセスが制限されるだけでなく、ダイレクトメッセージ(DM)のリクエストが新しいインボックスに振り分けられたり、フレンド通知に警告が表示されたりするほか、センシティブとしてフィルタリングされたコンテンツにぼかしがかけられるようになる。
Discordに先立ち、2025年には「YouTube」や「Roblox」、「ChatGPT」などが、若年層を成人向けコンテンツや望まない接触から守るために、年齢を確認または推定する技術を導入している。オンラインプラットフォームが子供に与える影響については批判が高まっており、一部の国では未成年によるソーシャルメディアの利用を全面的に禁止する動きもある。
Discordは年齢確認に複数の選択肢を用意する。具体的には、提携パートナーへの身分証明書の提出、または顔写真による年齢推定ツールの利用だ。また、明示的な確認を求めなくて済む方法にも取り組んでいる。
「Discordは年齢推定モデルも導入する。常にユーザーへ年齢確認を求めることなく、アカウントが成人のものかどうかをバックグラウンドで判断する新システムだ」と同社は説明している。「年齢層を特定するためにさらなる情報が必要な場合、一部のユーザーには複数の確認方法を求める可能性がある」
サービスの変更に加え、Discordは「Teen Council」(ティーン・カウンシル)の設立も発表した。これは10~12人のティーンで構成され、「ティーンが何を必要としているか、どのように有意義なつながりを築くか、そしてオンラインで安心感やサポートを得るために何が必要か」について同社に助言する。米国の13~17歳のユーザーは、2026年5月1日までこのカウンシルに応募できる。
Discordは以前から、年齢制限のあるサーバーへのアクセスに年齢確認を求めていた。2025年には、外部ベンダーがハッキングを受け、年齢確認を行った7万人分の身分証明書が漏えいする事件が発生している。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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