
経済紙ブルームバーグは、アップルが音声アシスタント「シリ」のアップデート計画にグーグルのAIモデル「ジェミニ」を採用すると報じており、計画が具体化すればアップルはグーグルに年間10億ドル(約1500億円)を支払う見通しだ。
Apple、新Siriの動力源として1.2兆パラメータのGoogle Geminiモデルの利用を計画 – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-11-05/apple-plans-to-use-1-2-trillion-parameter-google-gemini-model-to-power-new-siri
Apple、Google の AI モデルを使用して新しい Siri を実行、ブルームバーグニュースが報じた |ロイター
https://www.reuters.com/business/apple-use-googles-ai-model-run-new-siri-bloomberg-news-reports-2025-11-05/
Apple、Siriの修正にGoogle Geminiを使用 – Thurrott.com
https://www.thurrott.com/ai/apple-intelligence/329292/apple-to-use-google-gemini-to-fix-siri
Appleは2024年に発表されたiOS 18でSiriをアップグレードする予定だったが、計画は延期され、アップデートは「2026年リリース予定」に変更されており、今回のアップグレードはSiriのアーキテクチャの根本的な再構築となるとみられている。
Apple は iOS 19 で Siri をどのように更新する予定ですか? -GIGAZINE
この計画は「Glenwood」というコードネームで呼ばれており、Apple Vision Proの担当者からSiriの担当者となったMike Rockwell氏と、ソフトウェアエンジニアリング担当副社長のCraig Federighi氏が主導している。
「Glenwood」によるSiriの再構築はサードパーティのAIモデルを使用する予定で、OpenAIのChatGPTやAnthropicのClaudeも検討されたが、Googleの「Gemini」が使用されることになりそうだ。
AppleはリニューアルされたSiriの基盤としてGoogleのGeminiの利用を検討中 – GIGAZINE
今回ガーマン氏は匿名の情報筋の話として、「AppleがGoogleの技術にアクセスする合意」について最終決定があったと報じている。
AppleとGoogleの広報担当者はこの件についてコメントしていないが、情報が正しければ、AppleはGoogleに年間10億ドルを支払うと見込まれている。
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