
米ニューヨーク・タイムズによると、月面にAI衛星の製造拠点を設け、巨大なカタパルトで宇宙へ送り出す計画を社内で明かしたという──。
イーロン・マスク氏が、月面にAI衛星の製造工場を建設する構想を社内で語った。米ニューヨーク・タイムズが報じた。
同氏が率いるAI企業「xAI」のスタッフミーティングで明らかにしたもので、月面の工場には巨大なカタパルトを設置し、完成した衛星をそのまま宇宙へ射出するというアイデアも示したとされる。xAIは米CNETのコメント要請に現時点では応じていない。
マスク氏が「インフラを宇宙に移す」という発想を打ち出すのは今回が初めてではない。
同氏は先週、SpaceXとxAIの合併後に発表した声明で、現在のAI開発は巨大な地上データセンターに依存しており、膨大な電力と冷却設備を必要としていると指摘した。
そのうえで、AIによる世界的な電力需要は、地上インフラだけでは近い将来でも賄いきれず、地域社会や環境に負担をかけかねないと主張。「長期的に規模を拡大するには、AIの基盤を宇宙に置くしかない」と述べている。
さらにポッドキャスト番組「Cheeky Pint」では、「36カ月以内に、AIを設置する場所として最も安いのは宇宙になる」と語ったという。
月面構想が実現すれば、次は火星が視野に入る。マスク氏はこれまでも、火星進出を人類の未来を守るための“バックアップ”と位置づけ、宇宙移住を次なるフロンティアだと訴えてきた。
Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。