
Trump Mobileの幹部らは、スマートフォン「T1」の量産に近いモデルだとする端末をThe Vergeに公開した。米国時間2月6日の報道によると、このスマートフォンは、T1購入ページの掲載画像とは全く異なるカメラアレイのデザインを採用している。
The VergeはTrump Mobileの幹部2名とビデオ通話で会談し、その際に端末を見せられたという。同製品については、発売予定とされていた2025年を過ぎても進捗の更新が一切なかったことから、実際に発売されるのかという疑問が生じていた。
2月6日の時点で、購入ページには依然として「年内」に発売予定と記載されている。これは2025年から変わっていない。
Trump Mobileは2025年6月に月額47.45ドルの携帯通信プランを提供開始しており、現在は369~629ドルの価格帯で整備済みのApple製品やサムスン製品を販売している。
当初、米国製と発表されていたT1は、2025年8月に発売予定だった。しかし、国内での大規模なスマートフォン生産が不可能であることが明らかになると、Trump Mobileは「米国製」という主張を取り下げた。
現在、サイト上ではこの端末を「Proudly American(誇り高きアメリカン)」とうたっているが、その具体的な意味は不明だ。
同サイトでは、現在も100ドルのデポジットで予約を受け付けている。仕様については、6.25インチのパンチホール式AMOLED画面、背面に50MPのメインカメラと2つの2MPレンズ、前面に16MPのカメラ、5000mAhのバッテリー、指紋センサー、顔認証、そして拡張可能な256GBのストレージを搭載すると記載されている。
しかし、The Vergeが今週ビデオ通話で確認したモデルは画面が少し大きく見え、エッジが湾曲したウォーターフォールディスプレイを採用し、垂直型のカメラアレイを備えている。また、Qualcommの「Snapdragon 7」シリーズのプロセッサーを搭載し、512GBのストレージと50MPの前面カメラを備えると報じられている。発売前にはT1のロゴはなくなるが、星条旗のデザインは維持されるという。
価格も引き上げられる。すでに100ドルの予約金を支払った人は総額499ドル(約7万8000円)のままで購入できるが、それ以外の人はこれより高い(現時点では不明な)金額を支払うことになる。報道によると、価格は1000ドル(約15万7000円)未満になるという。
The Vergeに語ったTrump Mobileの幹部らによれば、発売が遅れているのは、「市場へ迅速に投入するために用意していた初期のエントリーレベルのモデル」を急がずスキップすることを決めたためだという。幹部らはThe Vergeに対し、この端末は「優遇国」で製造され、フロリダ州で「最終組み立て」が行われると語った。T1の製造を担うにあたり、他国が何をもって「優遇」とみなされるのかは不明だ。
T1の発売日は発表されていないが、販売業者らは3月の発売を視野に入れていると報じられている。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
スマートフォン 売れ筋ランキング(Amazon)
Amazonで開催中のセールを見る
Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。