
スーパームーンは連続して起こる傾向があり、地球では10月から3回連続で観測されたばかりだ。この一連の天体ショーの最後を飾るスーパームーンが1月3日に起こり、これが2026年最初のスーパームーンとなる。次のチャンスは11月まで訪れないため、天体観測ファンならぜひ見ておきたいところだ。
月は一度に3~4カ月間、「近地点」にとどまる傾向がある。これは専門的な用語で、楕円軌道を描く月が地球に最も接近することを意味する。この期間中の満月はスーパームーンと呼ばれる。通常よりも物理的に地球に近いため、夜空に浮かぶ満月はいつもより明るく、大きく見える。
その違いは、月が地球から最も遠ざかる「遠地点」にあるときに起こるマイクロムーンと比較して、最大で14%大きく、30%明るくなるほどだ。
Farmer’s Almanacによると、ウルフムーンが最も明るくなるのは日本時間の午後7時3分だ。
天候やその他の用事で見られない場合でも、ウルフムーンは12月31日から1月5日ごろまで90%以上欠けずに残るため、ほぼ1週間にわたって最大に近い明るさを楽しめる。
月は夜空で最も大きく明るい天体であるため、見るために特別な機器は必要ない。しかし、性能の良い双眼鏡や望遠鏡があれば、月面の詳細が観察しやすくなり、写真家なら印象的な月の写真を撮るのに役立つだろう。
1月の満月は、この時期にオオカミ(wolf)の活動が活発になることから、一般に「ウルフムーン」と呼ばれる。1月はオオカミの冬の繁殖期の始まりであるだけでなく、通常、オオカミは夕暮れや明け方に活動的になるためだ。特に冬至の直後は、日が沈むのがかなり早い。昔の人々にとって、これは1月中にオオカミを見かけたり、遠吠えを聞いたりする可能性が高くなることを意味していた。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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