
中国がサプライチェーン(供給網)を握り、外交における強力な交渉カードとしているレアアース(希土類)。中でもテルビウムとジスプロシウムは、電気自動車(EV)や風力発電機などの製造に欠かせないことから、脱炭素化の鍵を握る戦略資源として重要視されている。だが、その大半が実はミャンマー北部で採掘できる。環境コストも人件費も安いミャンマーで採掘し、中国で精錬するという分業体制が敷かれているが、この構図に異変が生じている。きっかけは2021年2月にミャンマーで起きたクーデター。中国のレアアース権益の揺らぎに、米国やインドといった大国は強い関心を示し、現地詣でを始めている。
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