
ソニー・ホンダモビリティは12月18日、電気自動車「AFEELA」に「PS リモートプレイ」を搭載すると発表した。車載エンタテインメントとして同アプリを導入するのは世界初となる。
PS リモートプレイは、自宅にあるPlayStation 5またはPlayStation 4から、インターネット経由でゲームをストリーミングできるアプリ。AFEELAに搭載される高画質ディスプレイと高品質サウンドにより、車内でも本格的なゲーム体験が可能になる。駐車中の待ち時間や外出先で同乗者を楽しませたい場面などでの利用を想定する。
利用には、PS5またはPS4本体が別途必要で、データ通信またはWi-Fiによる安定した通信環境が求められる。推奨される通信速度は最低15Mbpsで、ネットワーク状況によっては利用できない場合もある。
ソニー・ホンダモビリティの川西泉代表取締役社長兼COOは、「PS リモートプレイの導入は、移動空間を感動空間へと変えるというAFEELAのビジョンを具現化するもの。移動体験そのものを、これまでにないレベルのエンタテインメントへ進化させる」とコメントした。
AFEELA初のモデルとなる「AFEELA1」は、米国カリフォルニア州で2026年中旬の納車開始を予定している。

AFEELA 1
※クリックすると拡大画像が見られます
ソニー・ホンダモビリティは、ソニーグループと本田技研工業が2022年に設立したモビリティテックカンパニー。両社の技術や知見を融合し、高付加価値なモビリティと関連サービスの開発・提供を進めているという。
Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています