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Googleは「Androidベータプログラム」に参加している「Pixel」ユーザー向けに、新たなアップデート「Android 16 QPR3 ベータ版1」を公開した。これはPixelスマートフォンに今後追加される変更点をいち早く体験できるものであり、正式版は2026年初頭に公開予定だ。
今回のベータ版には、使い勝手を向上させる細かな修正に加え、見覚えのある機能も含まれている。今後数カ月にわたってベータ版の更新が続く中で、さらなる機能が追加されていくだろう。
対象となるデバイス
このPixel限定のアップデートは、Pixel 6以降のすべてのデバイスにインストール可能だ。サポート対象の全デバイスは以下の通り。
- Pixel 6/6 Pro
- Pixel 6a
- Pixel 7/7 Pro
- Pixel 7a
- Pixel Fold
- Pixel Tablet
- Pixel 8/8 Pro
- Pixel 8a
- Pixel 9、9 Pro、9 Pro XL、9 Pro Fold
- Pixel 9a
- Pixel 10、10 Pro、10 Pro XL、10 Pro Fold
四半期ごとのリリースに向けた最初のベータ版であるため、細かい変更がかなりの数含まれているが、ここではいくつかのハイライトに絞って紹介する。
懐中電灯の明るさを調整
ライト(懐中電灯)を点灯中にその明るさを調整できる機能が導入された。これはiOSの機能によく似ている。強烈なスポットライトではなく、ほんの少しの明かりが欲しいときにはありがたい機能だ。
「スナップショット」ウィジェットの削除
長きにわたりPixelのホーム画面を飾ってきたスナップショットウィジェットは、わざわざ検索せずとも役立つ情報を提供してくれた。天気、カレンダーの予定、「Pixel Watch」の充電通知、そして懐中電灯のオンオフなどは、このウィジェットでできることのほんの一部だ。削除することはできず、ホーム画面の固定要素となっていた。
しかしQPR3 ベータ版1では、このウィジェットを完全に削除できるようになり、ホーム画面のスペースを取り戻せるようになった。
位置情報を使用中のアプリを分かりやすく
Googleは、アプリが位置情報を使用している際の通知方法を改善した。これまでは、位置情報の記号がステータスバーの右上に表示され、そこにある他のアイコンに紛れてしまっていた。今後は、画面の右上に青い通知ドットが表示されるようになり、位置情報が使用されていることに気づきやすくなる。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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