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1個の桃を3人で分ける最適解とは?“頭のいい人”こそドツボにハマるワケ | ニュースな本 | ダイヤモンド・オンライン



1個の桃を3人で分ける最適解とは?“頭のいい人”こそドツボにハマるワケ | ニュースな本 | ダイヤモンド・オンライン

1個の桃を3人で分ける最適解とは?“頭のいい人”こそドツボにハマるワケ

「1個の桃を3人で分ける最適解とは?」3人で分けるものがリンゴや西瓜や梨ではなく、桃だというのがこの問いの禅的なところ。なぜならば、桃は果実の味が均質ではないからだ(写真はイメージです) Photo:PIXTA


毎日、仕事やプライベートでおきる問題を、解決しようと頑張りすぎていませんか?作家の白取春彦さんは、世間の喧騒や固定観念から離れ、問題を新しい角度から捉え直すことで、力ずくの「解決」ではなく、自然と「解消」してしまうという思考法を提案しています。白取さんの『その問題、横になって考えてみよう』(青春出版社)から、自分の考え方をちょっと変えるだけで、あなたの悩みが驚くほど軽くなるヒントをご紹介します。


からまった事情、人間関係…

目の前の問題を解決しようとすればするほど、混乱していってしまう


 どんな問題であっても、なんらかの方法を使えば必ず解決されるというわけではありません。


 もちろん、すでにある方法を使って解決されるたぐいの問題はたくさんあります。しかしそれは、人工的な問題、たとえば数学の問題などです。


 そういう人工的な問題と、現実の問題を混同してはならないでしょう。ここであつかうのは、もっぱら現実の問題のほうです。


 人工的な問題と現実の問題の大きなちがいは、その問題に人間が深くかかわっているかどうかということです。


 だから、ある問題が数学的、あるいは合理的に解決されたとしても、それにかかわっている人間にとっては、少しも解決になっていない、また納得できない場合も多々あるのです。


 さて、「どんな問題についても、分割することによって、その分割された小さな問題から一つずつ解決すれば、やがて全体が解決される」という方法を述べる人がいます。




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