
LGエレクトロニクスは2026年1月に開催されるCESで、RGB Micro LEDバックライトを搭載した同社初のフラッグシップ液晶テレビ「LG Micro RGB Evo」を披露する。

提供:LG
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同製品は小型のマイクロLEDを採用し、1000以上の調光ゾーンを持つことで、MiniLEDから「飛躍的な進化」を遂げたという。また、バックライト制御および4Kアップスケーリング用として、新たなデュアルAIエンジンベースのプロセッサー「α(アルファ)11 AI Processor Gen 3」が搭載されている。
同社は、一般的な青色や白色のバックライトではなくRGBバックライトを採用することで、かつてないほど多くの色を生成できるようになったとしている。また、BT.2020規格の色域カバー率100%を達成し、Intertekの認証を取得したという。
このテレビ(型番:MRGB95)には、次期バージョンのwebOSインターフェースが搭載される。これには、パーソナライズ機能の強化や、AIチャットボットとの統合が含まれる。
一方、サムスンは2025年に同社初のRGB Micro LEDバックライト搭載テレビ「Micro RGB TV」を発表しており、CES 2026では同様の製品が多数登場すると予想される。他社製品と比較すると、LG Micro RGB Evoの1000ゾーンという数字は、5000の独立したゾーンを持つTCLの「QM8K」などに比べると少なく見えるかもしれない。ゾーン数が多いほど、潜在的によりきめ細かなコントラスト制御が可能になるためだ。
LG Micro RGB Evoは、100インチ、86インチ、75インチのサイズ展開となり、価格や発売時期は未定だ。同社は詳しい仕様を明らかにしておらず、CESでさらなる詳細を発表するとみられる。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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