
Image:AI Generated/Gemini
スゴ腕投資家sakuさんの2025年の投資成績は、なんと+130%で、つまり1年で2.3倍に増やした(参考までに2025年の日経平均は+26%だった)。sakuさんの投資スタイルは、時代に合わせて手法を進化させていることと、1つの手法に依存せず、複数手法を組み合わせていることが特徴だ。指数をはるかに上回る高いパフォーマンスを実現しているsakuさんの投資手法を紹介する。(須賀彩子、ダイヤモンド・ザイ編集部)
sakuさん:Xアカウント@sakusaku_kabu
2017年に資産1億円を突破したsakuさんは、いったん株式市場の第一線から身を引いた。スタートアップ企業のCFOとして、「寝る間もなく働いた」という4年間の空白を経て、2021年に再び株式市場に戻ってきた。
しかし、SNSや有料コミュニティで情報が瞬く間にシェアされるようになり、市場参加者のレベルも格段にアップしていた。その中でも勝てるよう、投資手法も常に進化させている。
「最近は、時間軸が短く、低リスクでミドルリターンが狙える投資を積み上げることが増えました」という。そのうちいくつかを紹介する。
取締役会の開催日を推理!
先回りして利益確定できる秘訣とは
まず1つめの気づきは「個人投資家からの注目が高いテーマ株は、決算発表をまたいで保有すると、株価下落のリスクのほうが大きい」というものだった。
人気が先行しがちな銘柄は、決算内容が良くても株価は想定通りに上がらないことが多い。それどころか業績の上方修正がないなど、市場期待を下回ると15%下落することもある。これは、市場参加者が先回りして良い決算を予想し、その期待が早くから株価に織り込まれるようになったためだ。
そこでsakuさんは、注目を浴び、実態以上に期待値が高まっていると感じる株は、決算発表前に取引を終えるようにしている。
スタートアップ企業でCFO経験のあるsakuさんならではの視点が、「取締役会の日程の推理」だ。上方修正の予測は、多くの個人投資家がやっていることだが、さらに日程まで推測するようにしているのだ。
「上場企業の取締役会の日程には、規則性があります。社外取締役や監査役を含めた多数の関係者の予定を、1年前から押さえる必要があるためです。有価証券報告書などで過去の開催回数を確認し、さらに過去の開示データから過去の日程サイクルを確認します。そこから、毎月第2木曜日とか、月の第10営業日といった具合に、開催パターンを割り出します」
こうして推測した日に期待する開示が出なければ、トレードを終えてしまうという。
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