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17万円超えの高級リカバリーブーツは本当に疲れに効くのか? 1カ月使った結果 – CNET Japan



17万円超えの高級リカバリーブーツは本当に疲れに効くのか? 1カ月使った結果 - CNET Japan

 ロサンゼルスにある初の本格的なAI主導型ジムを訪れた際、筆者は体験の最後に、ワークアウト後の回復用に全会員に提供されているTherabody製の「JetBoots PRO Plus」を使わせてもらった。これは足から太ももまでを覆う空気注入式のブーツで、反復的な加圧によって血流を促し、LED光療法で炎症を抑え、振動で筋肉のこわばりを和らげるものだ。この体験は楽しかったが、確固たる意見を持つには時間が足りなかった。

 今回、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたJetBoots PRO PlusをTherabodyから自宅用に貸し出してもらい、この1カ月間、ワークアウト後の回復に効果があるか試してみた。日頃から健康関連テクノロジーを試し、優れた製品かを見極めているウェルネス分野の編集者として、JetBootsは筆者が試した中でも特に素晴らしいデバイスの1つと言わざるを得ない。まるで宇宙飛行士になったような気分にさせてくれる、未来から来た製品のようだ。また、複数のセラピーが組み合わさっている点も気に入った。おかげで、激しいワークアウトの後でも脚が棒のようにならない。

JetBoots PRO Plusの使用体験

 筆者が好むワークアウトは、ピラティス、ハイキング、そして歩数を稼ぐための長距離ウォーキングだが、その影響は脚に出ることが多い。運動後は、ソファでリラックスしながらJetBootsを脚に装着して使っている。立ったままでは使えないからだ。アプリはなく、メインとなるブーツに搭載された高解像度LCDスクリーン付きの操作パネルを使ってデバイスを操作する。もう片方のブーツは電源ボタンを備えているが、メインのブーツとワイヤレスで接続される。

 JetBootsは回復のほか、ウォームアップ、睡眠、脚の特定部位のケアにも使える。プリセットされた動作として「クイックスタート」「回復」「ウォームアップ」「下腿」「上腿」「膝」「関節セラピー」「痛み緩和」「睡眠準備」があり、それぞれ時間(10~60分)、圧力(20~100mmHg)、サイクルタイプが異なる。サイクルタイプとは、脚に沿ってエアチャンバー(空気室)が膨らむ方式で、シーケンシャル、シーケンシャル(アイソレーション)、スタティック、フローがある。中には振動(低、中、高)やLED(オン/オフ)を使うものもある。サイクルタイプ以外は作動中でも調整できる。

 一部のレビュアーはTherabodyのアプリでデバイスを操作できないことに不満を抱いているが、筆者はアプリがない点を非常に気に入っている。すでに持っているアプリが多すぎるからだ。それに、内蔵コントロールパネルでの調整も簡単だと感じた。

 JetBootsのサイズと重さ(5.1~5.8kg)を嘆く声もあった。筆者には、この問題を回避する方法が思い浮かばない。確かに、トラベルケースから出して、装着して横になれる場所まで運ぶのは大変かもしれないが、ブーツを膨らませるために別のエアポンプを持ち運ぶよりはずっとましだ。JetBootsを持って旅行する場合も、米運輸保安局の承認済みなので安心だ。

 JetBootsには、脚の長さや股下に合わせてショート、レギュラー、ロングのサイズがある。筆者の身長は約163cmで、レギュラーサイズを受け取ったが、少し長すぎて太ももの上部まで達した。おそらくショートサイズの方が合っていたと思うが、レギュラーサイズの使用でもそれほど問題はなく、想定通りに機能した。

ワークアウト後の脚の痛みに違いを実感

 JetBootsを1カ月使用して、ワークアウト後にいつも感じていた脚の痛みやこわばりが軽減されたことに気づいた。特に翌朝だ。特に激しいワークアウトをした次の日の朝は、脚を動かしてベッドから出るのがつらい。その後も、日中は脚を曲げるのが困難になる。しかし、JetBootsがそれを和らげてくれ、運動後に脚が痛みを伴うほど硬直する日は1日もなかった。

 ブーツの使用体験も、快適でリラックスできるものだった。圧迫と振動の組み合わせが、心地よいマッサージのように感じられる。JetBootsは横になって使用する必要があるため、このセルフケア時間を最大限に活用して、瞑想や読書をしたり、お気に入りの赤色光治療マスクを装着したりできる。筆者はよく就寝前に10分間の「睡眠準備」を使い、寝る前に体がリラックスするのを実感した。

充電は面倒

 JetBootsを充電するには、各ブーツを分岐ケーブルに接続し、そのケーブルを電源アダプターにつないでコンセントに差し込む。他の多くのウェルネスデバイスのようにUSBアダプターが不要な点はありがたかったが、充電はJetBootsの体験の中で最も面倒な部分だった。充電ポートにアクセスしやすいように各ブーツを丸める必要があり、そのせいでトラベルバッグにうまく収めるのが難しくなる。筆者は面倒くさがりなので、ブーツをバッグから出したまま、床の上で半ば丸めた状態で放置していた。

 JetBootsのバッテリー持続時間(公称値150~240分)には、時々混乱させられた。製品を受け取ってすぐ、操作パネルでバッテリーがほぼ満タン表示になるまで充電した。ところが、片方のブーツのバッテリーがもう片方より少なく、結局45分間の回復ケアの途中で切れてしまった。両方とも十分に充電していなかっただけだと思い、電源アダプターの緑色のランプが点灯するまで充電を続けた。その後はすべてのケアで持続したが、時々片方のブーツがもう片方より充電されていたり、予想より早くバッテリーが切れたりすることがあった。結局、混乱を避けるために常時コンセントに接続したままにした。

 ブーツの手入れは簡単だ。細菌の繁殖を防ぐ、非多孔性で医療グレードの素材で作られている。内側は、市販の70%イソプロピルアルコール洗浄液で軽く拭き取ることができる。外側は柔らかい布で拭く。軽く叩いて乾かし、内蔵の吊り下げ用ループを使って吊るしておく。

結論

 結論として、ワークアウト後の脚のこわばりや筋肉痛に悩まされることが多い筆者にとって、JetBoots PRO Plusの使用は楽しいものだった。しかし、1149.99ドル(約17万4800円)と高価であり、四六時中立ち仕事をしている人や、マラソンのトレーニングなどで脚の回復に注力している人でない限り、必需品とまでは言えないだろう。

 節約しつつ回復効果を得たいなら、同ブランドのマッサージガン(160ドル~)の方がいいかもしれない。「JetBoots Prime」(549.99ドル、日本では9万9000円)もあるが、こちらは圧迫療法のみで、LEDや振動、プリセットのケアは備わっていない。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

より安価だが加圧のみの「JetBoots Prime」は日本でも購入できる(Amazonでチェック)





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