
多くの企業では、生成AI(人工知能)の活用を若手や専門部門に丸投げする傾向があります。その結果、現場で得られたAI活用の可能性や課題が、経営判断や事業戦略に十分反映されず、せっかくの技術導入が空回りするケースが少なくありません。
背景には、マネジメント層やリーダーが生成AIの実力や限界を自ら体験しておらず、部下が見ている世界を共有できないというギャップがあります。このギャップこそが、AI導入を「試して終わり」になってしまう最大の原因といえます。
リーダー層が生成AIを使って組織の生産性・効率を高める手法を学ぶための講座が、米スタンフォード大学で人気の生成AI活用講座のエッセンスを短期間で集中学習する「スタンフォード式 生成AI BootCamp」です。生成AIと自動化ツールによる業務効率化のノウハウを学び、全社・部門・部署の生成AI活用のプランを策定。講師のフィードバックを受けて、職場に持ち帰って実践できます。生成AIを活用して組織を変革するリーダーを育成します。
12月に全4日間の日程で集中開催するこの講座に先立ち、スタンフォード大学の人気講師がそのエッセンスを特別に伝えるウェビナーを、10月1日(水)昼12時から日経ビジネスLIVEにて開催します。
講師はスタンフォード大学客員教授のジェレミー・アトリー氏です。生成AI活用とイノベーションの専門家です。スタンフォード大学卒でiU情報経営イノベーション専門職大学教授の江端浩人氏もアトリー氏のサポート役として登壇します。
受講料は無料です。ウェビナー後半では質疑応答の時間も設けます。配信にはZoomを使用いたします。日経ビジネス電子版の登録会員(無料)にお申し込みいただき、ログイン後、ページ下部に表示される視聴用URLに当日、アクセスしてZoomにお入りください。ウェビナー開始10分前から参加可能です。日経ビジネス電子版の登録会員お申し込みには、無料の日経IDが必要になります。
Jeremy Utley(ジェレミー・アトリー)氏
米スタンフォード大学 d.school(Hasso Plattner Institute of Design) 客員教授/イノベーション&AI スペシャリスト

米スタンフォード大学の著名なデザイン工房「d.school」にて、12年以上にわたりエグゼクティブ教育プログラムのディレクターを務める。フォーチュン500企業からスタートアップまで幅広い組織に対し、デザイン思考と創造的思考の導入を助け、文化変革と成長を実現してきた。イノベーション、創造性、そして起業家精神の分野で世界を代表するエキスパート。AI関連で世界トップ1%に入る人気ポッドキャスト「Beyond the Prompt」の共同ホストを務めるほか、著書『Ideaflow: The Only Business Metric That Matters』は、Next Big Idea Clubにより「必読書」に選ばれ、さらにThinkers50によって2023年「トップ・イノベーション著作」に選出された。Hyatt Hotels、McDonalds、Michelin、Earnst & Youngなど名だたる企業のリーダーを対象に生成AIで組織を変革するワークショップを実施している人気講師。
江端浩人(えばた・ひろと)氏
iU大学教授、江端浩人事務所 代表、MAIDX LLC代表、AlMONDO事業顧問

米ニューヨーク・マンハッタン生まれ。米スタンフォード大学経営大学院修了、経営学修士(MBA)取得。伊藤忠商事の宇宙・情報部門、ITベンチャーの創業を経て、日本コカ・コーラでマーケティングVP、日本マイクロソフト業務執行役員CMO、アイ・エム・ジェイ執行役員CMO、ディー・エヌ・エー(DeNA)執行役員メディア統括部長、MERY副社長などを歴任。現在はMAIDX LLC、iU情報経営イノベーション専門職大学教授、江端浩人事務所代表、AlMONDO事業顧問等として各種企業のデジタルトランスフォーメーションやAI活用の次世代デジタル人材の育成に尽力している。 メンバー7600名の次世代マーケティングプラットフォーム研究会主宰。MGCマーケティングギルドコミュニティ理事/事務局長。
スタンフォード式 生成AI BootCamp講師 ジェレミー・アトリー氏登壇
なぜ生成AIで組織変革するスキルがリーダーに必要なのか?

■開催日:2025年10月1日(水) 12:00〜13:00(予定)
■登壇者:ジェレミー・アトリー氏(スタンフォード大学客員教授)
江端浩人氏(iU 情報経営イノベーション専門職大学教授)
■モデレーター:池松由香(日経ビジネス編集委員)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:無料。日経ビジネス電子版の登録会員(無料)にお申し込みいただき、参加してください。日経ビジネス電子版の有料会員、日経ビジネス本誌読者も無料で参加可能です。
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