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開校から20年あまりで廃校となった小学校を「宿泊施設」にリノベ 給食も マイナビ – CNET Japan



開校から20年あまりで廃校となった小学校を「宿泊施設」にリノベ 給食も マイナビ - CNET Japan

 マイナビは、千葉県山武市の旧山武西小学校をリノベーションした団体向け宿泊施設「仲間と泊まる学校 さんむ西小」を2026年3月にオープンすると発表した。同社が地方創生を目的として団体宿泊施設を手がけるのは、2018年に開業した「仲間と泊まる学校ちょうなん西小」に続いて2施設目となる。

 旧山武西小学校は1998年に開校したが、少子化のあおりで2021年3月末に閉校した。新施設は最大114名が宿泊できる規模で、1日2団体までの受け入れに対応する。教室を宿泊部屋やお風呂に改装しながら、かつての小学校の雰囲気を残した設計となっている。学生の合宿やサークル活動、企業研修、グループ・ファミリー旅行など幅広い用途での利用を想定している。

食事は給食スタイル

 グラウンドと体育館が自由に使用でき、学校の備品も利用可能だ。食事は給食スタイルのセルフサービスで提供され、割烹着を着て配膳すれば給食当番の気分を味わえる。中庭でのバーベキューや23時間飲み放題プランも用意する。

 宿泊料金は1人7700円からで、シーズンによって変動する。施設へのアクセスはJR八街駅から車で約10分、都心からは車で約80分の距離となる。

 マイナビは近年の少子高齢化や人口減少を背景に、廃校を新たな価値ある資産として利活用することで地域力の向上を目指している。同社の地方創生推進事業部では、千葉県長南町の「仲間と泊まる学校ちょうなん西小」での7年間の運営ノウハウを生かし、今回の施設開業に至ったという。

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