
東京都は12月15日、東京都公式アプリ「東京アプリ」の都民参加型最終検証を開始した。期間は12月26日18時までで、協力した参加者には「東京ポイント」を500円分を付与する。
検証では、新規登録から本人確認、ポイント付与までの一連の動作や、アクセス集中時の挙動を確認する。
500円を得る資格があるのは、都内在住で住民登録のある15歳以上の都民。NFC対応スマートフォンが必要で、iPhoneはiOS16以降、AndroidはAndroid11以降に対応した端末が条件となる。
東京アプリに加え、デジタル庁の「デジタル認証アプリ」のインストールも必須だ。マイナンバーカードは有効期限内のものを用意し、利用者証明用の暗証番号4桁と、券面事項入力補助用暗証番号の4桁が必要になる。
500円を得る手順
手順は、東京アプリでマイナンバーカードによる本人確認を行い、「東京ポイントを申し込む」からポイント取得の申し込みを完了させたうえで、ホーム画面の「アンケート一覧」から最終検証アンケートに回答する流れ。本人確認のみではポイントは付与されない点に注意が必要だ。
東京ポイントの付与には数日から1週間程度かかる場合がある。付与後の取り消しはできず、履歴はホーム画面の「ポイント履歴」から確認できる。
なお、この最終検証は、今後予定されている「東京アプリ生活応援事業」とは別の取り組みだ。生活応援事業では1万1000円分の東京ポイント付与を予定している。実施時期は最終検証の結果を踏まえて決定するとしている。
アクセス集中で東京アプリに繋がらず
なお、記事執筆時点では都民アプリにアクセスが集中しており、東京アプリにつながらない状況が発生している。SNSでは「ログインできない」「新規登録できない」「手続きがくるくるマークのまま進まない」などの声が相次いでいる。
東京都も公式に「アクセスが集中しており繋がりにくくなっている」とアナウンスしている。
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