
英国政府は現地時間1月19日、子供のウェルビーイング保護とオンラインの安全性向上のため、子供のSNS利用に関する意見公募を開始するとともに、学校でのスマートフォン使用禁止を徹底すると発表した。
まず学校現場では、授業中のみならず休み時間や昼食時も含め、校内を原則「スマホ禁止」とする。教育監査機関Ofstedは、各校の禁止措置が適切に運用されているかを確認する。背景には、多くの中学校で許可なくスマホが使用されている実態があり、Bridget Phillipson教育相は「例外なく、学校にスマホは不要だ」と強調している。
さらに、SNSの依存性を高める「無限スクロール」などの機能制限や、子供のSNS利用禁止の是非、デジタル同意年齢の引き上げなどを検討する。今後、全英規模で保護者や若者との対話イベントを開催していく。
子供のSNS利用規制についてはオーストラリアが先行している。同国では、2025年12月10日から16歳未満のソーシャルメディア利用が禁止された。禁止対象となるアプリには、「TikTok」、「Facebook」「Instagram」「Threads」「X」「Snapchat」「YouTube」などが含まれる。英国政府は同国に大臣らを派遣し、知見を取り入れる方針だ。
一連の施策を通じて、子供たちがデバイスと健康的な関係を築ける環境作りを目指す。今夏にも意見公募の結果を公表する予定だ。
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