
楽天モバイルは2月2日、5G通信に対応したモバイルWi-Fiルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」を3月頃に発売すると発表した。同社がモバイルルーターで5Gに対応するのは今回が初めて。価格は1万6800円(税込)。同日から一部ユーザーを対象に先行販売を開始しており、回線契約と同時購入で1円になるキャンペーンを実施している。

Rakuten WiFi Pocket 5Gの前面(左)と背面
5Gで受信最大2.14Gbps、プラチナバンドにも対応
Rakuten WiFi Pocket 5Gは、5G(Sub6)と4G LTEに対応したモバイルルーターだ。5Gの対応バンドはN77とN78で、ミリ波には対応していない。5G SA(スタンドアロン)も非対応となる。5Gでの通信速度は受信時最大2.14Gbps、送信時最大218Mbps。LTEでは受信時最大400Mbps、送信時最大75Mbpsとなる。
プラチナバンド(700MHz帯)には前モデルの「Rakuten WiFi Pocket Platinum 4G」から引き続き対応しており、屋内や地下でもつながりやすい。SIMはeSIMのみで、物理SIMカードは使えない。

前モデルのRakuten WiFi Pocket Platinum 4Gとのスペック比較
連続通信時間は5Gで約9時間、LTEで約10時間。バッテリー容量は約4000mAhで、連続待受時間は約360時間だ。本体サイズは約72.1×114.3×16.9mmで、重量は約177g。持ち運びやすいサイズに仕上げた。メーカーは鴻海系のFUYU PRECISION COMPONENT社。
最大24台接続、専用クレードルで置くだけ充電
同時接続台数は最大24台。メインSSIDとゲストSSIDでそれぞれ最大16台ずつ接続でき、スマートフォンだけでなくタブレットやPCなど複数のデバイスを同時に使える。前モデルの「Rakuten WiFi Pocket Platinum 4G」から接続台数が増えた。
別売りの専用クレードル(3880円、税込)を使えば、置くだけで充電できる。自宅では固定回線代わりに据え置きで使い、外出時には持ち出すといった使い方が想定される。なお、充電器とUSBケーブルは別売りとなっている。
本体正面の「5G」ロゴはシールで貼り付けられている。背面には楽天の公式キャラクター「お買いものパンダ」のデザインを施した。カラーはホワイトの1色展開だ。

本体正面の「5G」ロゴはシールで貼り付けられている

背面には「お買いものパンダ」のイラストを配置している
海外100カ国以上で2GBまで無料
楽天モバイルの回線契約者であれば、海外100以上の国と地域で毎月2GBまで追加料金なしでデータ通信を利用できる。追加設定は不要で、現地に到着すればそのまま使える。旅行や出張での利用を想定している。
発表会で登壇したブランドマーケティング戦略部の富岡亜美氏は「楽天モバイルなら追加設定不要で、100以上の国と地域で2GBまで無料でご利用いただける」と海外利用のメリットを強調した。
先行販売は1円、ただし対象者限定
2月2日から先行販売を開始しているが、対象は楽天モバイルから案内を受け取った一部のユーザーに限られる。対象者がRakuten最強プランまたはRakuten最強U-NEXTに新規で申し込み、同時に本製品を購入すると、1万6799円の割引が適用されて1円で購入できる。
対象外のユーザーが購入した場合は、申し込み後にキャンセルされる。先行販売の対象者には、楽天モバイルからメールやmy楽天モバイル、楽天リンクを通じて案内が届いている。一般向けの販売は3月頃を予定している。

一部ユーザー向けに先行販売を開始した
富岡氏は「外出先でも快適な通信をご利用いただける。持ち運びやすいサイズ感で、お出かけ先のどこでも快適なネット環境を提供する」と製品をアピールした。
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