
国連人口部門が公表した「World Urbanization Prospects 2025」によると、2025年時点で世界で最も人口の多い都市はインドネシアのジャカルタとなり、東京は3位に順位を下げた。東京圏の人口は約3300万人と推計されている。
2022年の国連統計では、東京圏の人口はおよそ3700万人とされ、人口順位では長年にわたり「世界最大の都市」とされてきた。今回の統計ではその順位が入れ替わり、人口も約300万人減った形となったが、実際に東京で急激な人口減少が起きたわけではない。
背景にあるのは、都市人口の算出方法の見直しだ。
都市の規模は、行政区分だけでは実態を捉えきれない。東京の市街地は神奈川県、埼玉県、千葉県へと連なり、広域の生活圏を形づくっている。国際的にも、こうした連続した市街地を含めた「都市圏」で人口を把握するのが一般的だが、国ごとに都市圏の定義が異なり、単純な比較が難しいという問題があった。
そこで今回の統計では、人口密度や土地利用などのデータを用いた統一的な基準を導入した。その結果、東京圏は従来よりも範囲が限定され、人口規模が小さく算出された。一方で、定義変更が有利に働き、人口が上積みされた地域もある。
国連の最新データに基づく世界の都市人口ランキング(推計値)トップ10は以下の通り。
・1位 ジャカルタ(インドネシア) 約4200万人
・2位 ダッカ(バングラデシュ) 約4000万人
・3位 東京(日本) 約3300万人
・4位 ニューデリー(インド) 約3000万人
・5位 上海(中国) 約3000万人
・6位 広州(中国) 約2800万人
・7位 カイロ(エジプト) 約2600万人
・8位 マニラ(フィリピン) 約2500万人
・9位 コルカタ(インド) 約2300万人
・10位 ソウル(韓国) 約2200万人
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