
成田国際空港は12月19日、衣類圧縮機を出発ロビーに設置する実証実験を開始すると発表した。SJOYと共同で、2026年1月13日から15日までの3日間、成田空港第2ターミナルおよび第3ターミナルに専用ブースを設ける。
同実証実験は、旅先で増えた衣類がスーツケースに収まりきらないという旅行者の悩みを解決することを目的としている。衣類専用自動圧縮技術を用いた「Pocket Tips(ポケットチップス)」を活用し、洋服などを専用機に入れることで、約1分で手のひらサイズまで圧縮できるという。
これにより、帰国前に空港でスーツケース内のスペースを確保でき、土産などの荷物を余裕をもって収納できるとしている。
実証実験の実施場所は、第2ターミナル本館3階出発ロビー北側と、第3ターミナル本館 2階出発ロビーの2カ所。利用料金は無料で、予約は不要。当日は衣類圧縮を実際に体験できるブースを設置し、来場者に試してもらう。
成田国際空港は、本実証をイノベーション創出に向けた取り組みの一環と位置付けている。旅行者が直面する具体的な課題に対し、新技術を用いた解決策を提示する試みとなる。
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