
12月15日の東京株式市場で、メルカリの株価が上場時の公募価格である3000円を3年半ぶりに上回った。記事執筆時点で株価は3080円台で推移している。
メルカリは2018年6月19日に東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場(IPO)しており、当時の公募価格は1株3000円で初値は5000円だった。ピーク時に7000円台を付けた後、ここ数年は低迷していた。
メルカリは暗号資産取引サービスや携帯電話(MVNO)事業などに参入する一方、不振が続いていた米国事業のコスト大幅削減のほか、競争が激化していたスキマバイトサービス「メルカリハロ」からの撤退など、コスト効率化を積極的に進めていることが市場から評価された可能性もある。
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