
メタプラネットは9月17日、ドメイン「Bitcoin.jp」を戦略的に取得したと発表した。あわせて、ビットコイン関連事業を担う新子会社「ビットコインジャパン株式会社」を設立することを決議した。

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Bitcoin.jpは、同社の様々な取り組みの統合プラットフォームとなる予定で、具体的には「ビットコインマガジンジャパン」の運営、2027年開催予定の「ビットコインジャパンカンファレンス」、将来的なビットコイン関連商品・サービスの提供に活用される。加えて、広告やアフィリエイトなどの商業活動にも利用する計画だ。
同社はBitcoin.jpから得られる収益について、ビットコイントレジャリー事業を支える安定的な収益源になるほか、将来の成長戦略の原資としての活用も見込む。
検索上の優位性やブランド力の向上により、より多くのユーザーや事業パートナーを引き付け、長期的な株主価値の向上に資するとしている。
Bitcoin.jpは無形固定資産として計上されるが、会計基準に従い償却を行う予定のため、2025年12月期の連結業績に与える影響は軽微だという。
なお、同社はBitcoin.jpドメインを10年以上にわたり保有していたオーナーから直接取得しており、取引には仲介会社や第三者は一切関与していないと説明している。