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パナソニック、「ZEH」(ゼッチ)向けの新型分電盤 全43回路の電流測れて「見た目」すっきり – CNET Japan



パナソニック、「ZEH」(ゼッチ)向けの新型分電盤 全43回路の電流測れて「見た目」すっきり - CNET Japan

 住宅の省エネ化が進む中で、家庭の電気を細かく測り、太陽光発電や蓄電池と組み合わせて効率よく使う仕組みへの関心が高まっている。政府はカーボンニュートラルの実現に向け、2030年度以降の新築住宅でZEH「水準」の省エネ性能を義務化する方針だが、エネルギー収支を実質ゼロにする「真のZEH」の家にするには、太陽光発電などの「創エネルギー」(創エネ)の導入が必須となる。

 (ZEH:Net Zero Energy Houseは、高い断熱性能、省エネ設備、太陽光発電などを組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量の収支を実質ゼロ以下にする住宅のこと)


FLEXIID smart
FLEXIID smart

※クリックすると拡大画像が見られます

 なお、創エネの効率を高めるには、家庭の電気使用量を計測し、太陽光や蓄電池、給湯・空調などの設備を連携させてエネルギーの使い方を調整する「HEMS」(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム:ヘムス)が重要となる。

 パナソニックは、このHEMS対応の住宅用分電盤の新モデル「FLEXIID smart」を2026年4月に発売する。価格は税込・工事費別で13万7170円から35万8600円で、2026年度は年間2万3000面の販売を目標にする。

 新製品は計測アダプタを標準で搭載し、従来品の「スマートコスモ」と同様に最大43回路まで電流を測れる。パナソニックのHEMS機器「AiSEG」との連携を想定し、回路ごとのデータをまとめて管理できる点を打ち出す。

 最大の進化点はデザインだ。住宅設備は性能だけでなく「設置後に生活空間でどう見えるか」も選定の要素になりつつあるという。パナソニックは今回、分電盤を室内空間の中で目立たせない設計思想として「アーキデザイン」を採用。表面の質感に特殊な加工を施し、空間の背景になじむことを意識したという。

 施工面では、現場の人手不足が課題となる中で、作業の効率化も意識した。配線作業の際にカバーを外しても負荷名称を確認できる構造にし、工事の手間を減らすとしている。

 パナソニックは分電盤市場について、国内住宅市場が縮小する中でも住宅分電盤の価値を高めて事業を成長させるとしており、国内販売金額は2025年度に2000年度比で1.8倍になる見通しだと説明している。

 また、HEMS対応分電盤の販売についてはGX ZEHの浸透などを背景に、2030年度に売り上げ目標(台数)を2025年度のスマートコスモ比で2倍にする計画も掲げた。

 生産は愛知県尾張旭市の瀬戸工場が担う。パナソニック スイッチギアシステムズによると、瀬戸工場は従業員約530人規模で、2025年4月にCO2実質ゼロ工場を達成したとしている。





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