
タイムズ24は、2025年11月以降に新設する「タイムズパーキング」をキャッシュレス決済専用にすると発表した。現金による支払いが不要な仕組みを標準化し、既存の駐車場についても順次キャッシュレス専用化を進める。一方で、商業施設などに併設される一部の駐車場は対象外となる。
同社はこれまで、クレジットカードや交通系IC、QRコードなど幅広い決済手段を導入してきた。さらに、アプリだけで精算が完結する「タイムズクラブアプリ精算」も展開し、利便性の高い駐車体験を追求してきた。
キャッシュレス専用化に伴い、駐車場には車両ナンバーを認識するカメラを設置。入庫時に駐車券を発行せず、出庫前に事前精算機でナンバーを入力して決済するカメラ式の運用となる。これにより、精算や駐車券発券に伴う入出庫の混雑が軽減され、ペーパーレス化による環境負荷の削減も期待される。
タイムズ24は「利便性と環境配慮を両立した駐車場サービスの進化を進めていく」としており、キャッシュレス化を軸にした次世代型駐車場の展開を加速させる構えだ。
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