
「Gemini」や画像生成モデル「Nano Banana」を含むGoogleのAIツールは、Disneyのキャラクターに言及する(または似せるように指示する)プロンプトに基づくコンテンツ作成を停止した。Deadlineが最初に報じ、米CNETが検証したところによると、GoogleはDisneyの著作権を侵害する可能性のあるプロンプトを拒否するよう、自社のAIツールを調整したようだ。
この変更は、2025年12月にDisneyが送付した停止通告書を受けたものとみられる。その中でDisneyは、Googleが著作権侵害を防止する技術の実装を怠っていると主張していた。
Disneyは停止通告書の中で、「Googleは商業的利益のためにDisneyの著作権を直接搾取し続けている」と主張した。GoogleとDisneyの担当者はいずれも、コメントの依頼にすぐには応じなかった。
「モアナ」やDisney版の「ティンカー・ベル」といったキャラクターに言及すると、Nano Bananaなどのツールはエラーを返すか、画像を生成する前に停止する。あるケースでは、米CNETがキャラクター名を特定せずに、ミッキーマウスに似た外見のキャラクターの画像を生成しようと試みた。「大きな黄色い靴を履き、前に2つの白いボタンがついた赤い短パンを穿いている漫画のネズミ。黒いボールのような鼻をしていて、とても幸せそうだ」というプロンプトだ。
GoogleのAIは、「サードパーティのコンテンツプロバイダーからの懸念により、今リクエストされた画像を生成できません。プロンプトを編集して、もう一度お試しください」と回答した。
なお、Walt Disneyが制作した初代ミッキーマウスは、著作権が失効してパブリックドメインとなっている。GoogleのAIツールに対するDisneyの対応を複雑にしているのは、2025年に締結したOpenAIとの契約だ。この契約により、OpenAIの動画生成AI「Sora」で200以上のキャラクターが利用可能になり、DisneyはOpenAIに10億ドルを出資する。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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