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グーグルの新スマートウォッチ「Pixel Watch 4」は乗馬で使えるのか? 実際に試してみた – CNET Japan



グーグルの新スマートウォッチ「Pixel Watch 4」は乗馬で使えるのか? 実際に試してみた - CNET Japan

 グーグルは10月9日、スマートウォッチの新製品「Google Pixel Watch 4」を発売した。

Pixel Watch 4。左が41mmモデル、右が45mmモデルだ
Pixel Watch 4。左が41mmモデル、右が45mmモデルだ

 Pixel Watchシリーズの4代目となる本製品は、先代モデルと比較し、画面の表示領域拡大や輝度向上、バッテリー駆動時間の延長といった改良を図ったモデルだ。さらに、日本国内でもECG(心電図測定)機能が使えるようになっている。サイズは41mmと45mmの2種類。価格は、41mmのWi-Fiモデルが5万2800円、同LTEモデルが6万9800円、45mmのWi-Fiモデルが5万9800円、同LTEモデルが7万6800円となる。

 スマートウォッチの使い方はさまざまだろうが、各メーカーが重視している用途の一つに、アクティビティの記録があるだろう。筆者はランニングやウォーキング、あるいはサッカー、ヨガ、ゴルフなど、メジャーなアクティビティに取り組んでいるわけではない(せいぜい出退勤時に数駅分を徒歩移動するくらいだ)。だが、マイナーな存在である乗馬を趣味としている。日本ではメジャーではない乗馬というアクティビティにおいて、Pixel Watch 4がどのように働いてくれるか、ご紹介しよう。

Pixel Watch 4は乗馬で使えるのか?
Pixel Watch 4は乗馬で使えるのか?

「Pixel Watch 4」乗馬での使用感は?

 Pixel Watch 4では、アクティビティ記録用のアプリとして、「Fitbit」と「Google Fit」の2つを搭載している。いずれも大まかな機能は同じなのだが、細かい点が異なっている。

 Pixel Watchでは、各アプリの画面でアクティビティの開始前に対応する項目を選択し、記録を開始することができる。Google Fitでは「乗馬」の項目があるのだが、Pixel Watch 4のFitbitアプリではこれが存在しない。スマートフォン側のアプリでは「乗馬全般」という項目があるのだが……。

 ただ、両アプリはデータの同時記録が可能だ。今回は、主にGoogle Fitで記録することとした。

「Google Fit」(左)では「乗馬」という項目が設けられているのだが、「Fitbit」(右)にはそれが存在しない。スマートフォンのFitbitアプリには「乗馬全般」という項目があるのだが……
「Google Fit」(左)では「乗馬」という項目が設けられているのだが、「Fitbit」(右)にはそれが存在しない。スマートフォンのFitbitアプリには「乗馬全般」という項目があるのだが……

 記録の開始・終了は、画面上で操作できる。Google Fitのタイルを開くと、最初の画面ではショートカットとして3つのアクティビティを表示。その他の(乗馬を含む)全てのアクティビティは、一階層潜ったメニュー内にある。最初の画面に表示されるものは、デフォルトではウォーキング、ランニング、サイクリングの3つなのだが、最近選択したアクティビティを優先的に表示してくれる仕組みなので、次回以降は最初の画面で乗馬の項目を選択できるようになる。

 アクティビティを選択すると、記録開始画面に遷移。ここでスタートボタンを押せば記録が始まる。厳密に乗馬のみを記録したいのであれば馬上で操作する必要があるが、安全上、洗い場で記録を開始してもいいかもしれない。

 記録内容は、乗馬を選択したからといって、ランニングなどの他のアクティビティと変わるものはない。主な内容は、時間、距離、スピード、心拍数、消費エネルギー。また、GPSで走行経路も記録される。乗馬クラブ内では同じ場所をグルグル回っているだけなので面白みがない記録だが、クラブ外での乗馬を楽しむ「外乗」で使用すれば面白いかもしれない。

 左は記録中、右は記録後の心拍数表示の画面キャプチャー画像。優雅なように見える乗馬も、馬上ではかなり息が上がるのだが、それが可視化できた
 左は記録中、右は記録後の心拍数表示の画面キャプチャー画像。優雅なように見える乗馬も、馬上ではかなり息が上がるのだが、それが可視化できた
記録中の画面(下馬して撮影)。現在時のほか、心拍数や記録開始からの経過時間などが表示できる
記録中の画面(下馬して撮影)。現在時のほか、心拍数や記録開始からの経過時間などが表示できる

 この日は馬に乗っている間、運悪く雨が降ってきてしまった。ただ、Pixel Watch 4は防水性能を備えているため、このような場面でも問題なく使用できる。また、馬場は砂地なので防塵性能が気になるところだが、こちらも問題ない。

 Pixel Watch 4の防塵・防滴性能は、IP68を謳っている。つまり、完全な防塵構造を採用し、かつ最も厳しい防水レベルを持っているのだ。加えて、Pixel Watch 4は、衝撃にも強い設計だという。考えたくないところだが、万が一落馬してしまっても、スマートウォッチが故障するおそれは少ないといえる。無論、防塵・防滴・耐衝撃性能は100パーセント保証ではないので、どのように扱っても絶対に故障しない、というわけではない。

 記録開始を忘れてしまうとどうなるか。この場合は、Pixel Watch側がアクティビティを検知し、終了後に通知してくれる。ただ、実際に取り組んでいたのは乗馬でも、Pixel Watchではランニングと認識されてしまう。時間、速度、心拍数のデータはアクティビティの選択内容で変わることはないのだが、消費エネルギー量は正しいものか判断できなかった。

こちらはFitbitのスマホアプリだが、Pixel Watchが検知したアクティビティを、後からスマホで編集・登録できた。ただし、自動検知ではランニング扱いとなっていた
こちらはFitbitのスマホアプリだが、Pixel Watchが検知したアクティビティを、後からスマホで編集・登録できた。ただし、自動検知ではランニング扱いとなっていた

一点特化型というよりは総合記録アプリ

 実際に乗馬でPixel Watch 4を使用して、データを取得したが、個人的な感想として、これのみで今後の乗馬で役に立つとは考えられなかった。先述したように、Google Fitで取得できるものは、時間、距離、スピード、心拍数、消費エネルギー、走行経路など。これはFitbitでも同じだ。外乗時の走行経路などはともかく、普段クラブ内で乗る場合には、そこまで活用できるものという印象は受けなかった。

 Google FitやFitbitは、アクティビティや健康を総合的に記録するアプリだ。普段の通勤時の歩行や、睡眠時間など、日常のさまざまな部分を記録してくれるため、その点では筆者は有用だと捉えている。もちろん、乗馬で記録できる内容も活用次第では有意義なものとなりそうなのだが、趣味で深く活用するというよりは、日常の一部の記録として用いるという考え方が適切だろう。要は適材適所ということだ。

 ちなみに、アクティビティの一種としてではなく、乗馬の記録に特化したアプリとして、「Equilab」というものが存在している。課金制アプリなのだが、乗馬の4つの基本的な歩法、すなわち常歩、速歩、駈歩、襲歩のどれで歩いて(走って)いたかまで記録してくれるという優れものだ。ただ、かつてWear OSに対応していた同アプリも、現在は非対応。残念ながら、Pixel Watch 4で使用することはできない。





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