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まもなく開幕「CES 2026」:AIウェアラブルから3つ折りスマホまで、注目の5大トレンド – CNET Japan



まもなく開幕「CES 2026」:AIウェアラブルから3つ折りスマホまで、注目の5大トレンド - CNET Japan

 世界最大級のテクノロジーカンファレンス「CES 2026」の開幕まで約10日となった。メディア向けのプレスデーは米国時間1月4日(多くのニュースがここで発表される)、一般向けの会期は6日からだ。CESは、年初に各社が最新のイノベーションを世界に向けて披露する場だ。その結果、テクノロジー愛好家も一般ユーザーも楽しめる発表ラッシュが起きる。

 CESで何が期待できるかを明確にするため、筆者はこの1年で最もホットだったテーマと、2026年に展示される内容に関する独自の予測に基づき、いくつかのトレンドをまとめてみた。

AIハードウェア

 CESはこれまで、さまざまなウェアラブル機器の展示でにぎわうイベントとなってきた。2025年には、集中力アップをうたう睡眠トラッカー系ウェアラブルや、18金仕上げのスマートリングなど、筆者のお気に入り製品も多数あった。しかしいまや、AIは最もホットなテクノロジーとなりつつあり、各社はより高度な機能を提供するためにウェアラブルへAIを組み込み始めている。たとえば、より深いデータ分析を、Q&A型のAIチャットボットに話しかけるだけで引き出せるといった具合だ。

 さらに、AIモデルが高度化し、日常生活のさまざまな場面でユーザーを助けるようになるにつれ、ソフトウェアの世界と現実世界をつなぐハードウェアの必要性も高まっている。その結果として、スマートグラスやピン型デバイス、リストバンドなど、AI対応ウェアラブルが台頭してきた。2025年のCESでもAIウェアラブルの出展は増えたが、2026年はそれ以上に多くの製品が登場しそうだ。この流れは歓迎すべきトレンドと言えるだろう。

 CESの広大な展示フロアは、「スマートリングならOura」「スマートグラスならMeta」といった大手ブランドだけでなく、それ以外の製品を知る絶好の機会でもある。スタートアップ各社のブースでは、価格を抑えつつも優れた体験を提供してくれそうなデバイスを、実際に手に取って試すことができる。筆者は2026年もこうした製品を探して会場を歩き回り、有望なAIウェアラブルをチェックするつもりだ。

“板”を超えるスマートフォン

 2025年には、折りたたみスマートフォン市場で大きな前進があった。サムスンは、これまでで最薄の折りたたみ端末「Galaxy Z Fold7」を投入し、折りたたみ時も展開時も前モデルより25%薄くした。Appleも、同社史上最も薄いスマートフォンとなる「iPhone Air」を発売しており、これを将来的な折りたたみ端末に向けた一歩と見る向きもある。ただし、進化はそれだけにとどまらない。

 サムスンがGalaxy Z Fold7を発売する前の2025年2月には、華為技術(ファーウェイ)が世界向けに「Mate XT ULTIMATE DESIGN」を発売し、市場で最初に出荷された3つ折りスマートフォンとなった。端末を展開すると、タブレットのような約10.2インチの画面が現れる。この進化は序章にすぎない。その後、12月にはサムスンが、10インチのフレキシブルディスプレイを備えた「Galaxy Z TriFold」を発表しており、米国では2026年初頭に発売する見込みだ。

 サムスンほどの大手であれば、Galaxy Z TriFoldのようなフラッグシップ級デバイスは、Mobile World Congress(MWC)や自社イベントのGalaxy Unpacked、あるいはCESといった大型イベントで披露するだろうと考えるのが自然だ。Galaxy Z TriFoldはすでに他地域ではお披露目済みであり、米国向けにはCESでの発表の場を活用してもおかしくない。たとえサムスンがそうした選択をしなかったとしても、CESは米国外の企業にも開かれているため、会場では別のメーカーによる3つ折り端末が登場する可能性もある。

“役に立つロボット”への期待は続く

 CESではスマートホーム関連も大きな柱だ。スマートライトやドアベル、セキュリティシステム、ブレンダー、トースターといった製品に加え、ロボット掃除機も数多く展示される。

 華やかさには欠けるかもしれないが、2025年のCESでは、靴下などの小物をつかめる“爪”を搭載したRoborockのロボット掃除機が話題になった。2026年のイベントでは、従来のロボット掃除機にSF映画のようなアドオンを組み合わせたモデルや、見た目は地味でも掃除能力が一段と高まった新型ロボット掃除機が登場しそうだ。

 スマートホーム以外の分野でも、魅力的なロボットは数多く登場するはずだ。これまでCESの展示ホールを歩いたことがある人なら、ほぼどの通路でもロボットとすれ違う感覚を知っているだろう。とはいえ、そうしたロボットの多くは、現時点では実用性より未来感を重視したプロトタイプにとどまっている。ただ、十分なAIの“魔法”が加われば、2026年こそ本当に役に立つコンパニオンロボットが登場する年になるかもしれない。

AI、その“中身”の話

 AIというテーマをもう少し掘り下げると、この技術を支える半導体メーカー各社からもニュースが出てきそうだ。2025年のCESでは、NVIDIAの最高経営責任者(CEO)であるJensen Huang氏が基調講演を行い、ロボティクスや自動運転のあり方を変えることをうたうAIプラットフォーム「Cosmos」を発表した。NVIDIAは2026年のCESでの基調講演をまだ正式には発表していないものの、出展は予定しており、2025年の実績にならって何らかのニュースを打ち出してくる可能性が高い。

 同様に、AMDもCESに参加し、1月5日午後6時30分からの基調講演をすでに予告している。この時間帯には、一部のリーク情報によれば、新しい「3D V-Cache」搭載CPUを含む最新のイノベーションが発表される見通しだ。

テレビ、テレビ、そしてテレビ

 CESは華やかなテクノロジーを披露する場でもある。その意味で、テレビほどそのコンセプトにぴったりな製品はないだろう。CESの会場では、回転するテレビや壁に貼り付くテレビ、さらには、2025年にハイセンスが披露した映画館サイズの116インチモデルのような巨大テレビまで目にすることができる。2026年も同様のサプライズが期待できそうだ。さらに、これまで以上に多くのデバイスや場所にスクリーンが組み込まれ、あらゆるところが画面になるような世界が広がるかもしれない。

 こうしたトレンドに伴い、テレビ向けアクセサリも数多く登場するはずだ。音質や画質が一段と向上した最新のサウンドバーやプロジェクターなどにも注目したい。

この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。

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