
いよいよ指でスワイプする時が来たのかもしれない。信頼できる情報筋によると、Appleは2026年後半に量産開始予定のOLED搭載「MacBook Pro」で初めてタッチスクリーンを導入するという。
TF International SecuritiesのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は「X」への投稿で、2025年内に量産開始が予定される、より安価なMacBookモデルはタッチスクリーンを搭載しないと述べた。一方、2026年後半に量産に入る予定のOLED搭載MacBook Proは、タッチスクリーンを搭載する見込みだという。
Appleの担当者は、コメントの依頼にすぐには応じなかった。
Kuo氏の見解によると、Appleは長年、ユーザーがどのように「iPad」を使っているかを見てきた結果、「特定の状況では、タッチ操作が生産性と全体的なユーザー体験を向上させる」と認識したという。
Appleはこの情報が事実であるとは認めていない。しかし、Kuo氏は米国時間9月17日、自身がこれまで的中させてきた数々の予測を列挙した。その中には、「iPhone Air」のスペック、「Apple Watch Ultra 3」、そして「iPhone 17」の「Dynamic Island」のサイズがほぼ変わらないことなどが含まれている。
MacBookは今後どうなるのか
Appleが初代MacBookを発売してから約20年が経つ。米CNETのScott Stein記者は、iPadとMacBookのプラットフォームはいずれ統合されると考えている。
165万人のチャンネル登録者を持つYouTuberのJon Rettinger氏も、iPadとMacBookは「統合への道を突き進んでいる」という点に同意しており、消費者は常に次のレベルの操作性とフォームファクターを求めていると語る。今回の場合はタッチスクリーンがこれに当たる。
しかし、デバイスとOSが統合に向かう中で、Rettinger氏は「iPadOS」の今後が大きな課題になると指摘する。
「iPadOSは今後どのように進化していくのだろうか」とRettinger氏は語る。「最終的には統合されると思うが、iPadはあくまでもメディア消費のためのデバイスであり続け、実際の作業はMacが担うことになるだろう」
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。