
アウトドア愛好家にとって、「虫刺され」は避けて通れない悩みだ。もしあなたが虫に刺されやすいタイプなら、このユニークなアクセサリが心強い味方になるかもしれない。
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筆者はアウトドアで過ごす時間が長い。過去にはライム病を患ったこともあるが、それでも虫除けスプレーを塗り忘れてしまうことが少なくない。つい先日も約8kmのウォーキング中、イエバエの大群にまとわりつかれた。もっとも、彼らは不快ではあるものの、噛まないだけまだマシだ。
問題はアブである。奴らは容赦なく噛みついてくる。袖の上からでも平気で皮膚を狙い、刺されたあとは激しい痒みに襲われる。掻きむしれば、感染症のリスクも高まる。
そんな事情もあり、筆者は虫除けや虫刺され対策の製品には目がない。偶然見つけて強く興味を惹かれたのが、「Heat It」だ。スマートフォンを電源とする虫刺されケア用デバイスで、キーホルダーに付けられるほど小型のドングルだと知り、試さずにはいられなかった。
使い方はいたって簡単だ。専用アプリ(iOS/Android対応)をインストールし、ドングルをスマホに接続する。Androidや新型iPhone向けのUSB-C版と、旧iPhone向けのLightning版が用意されている。アプリ操作で先端を最大51度まで加熱し、患部に押し当てて完了を待つだけだ。
アプリには大人・子供モードのほか、敏感肌向けの設定も用意されている。加熱時間も「短・中・長」から選択可能だ。操作はすべてアプリがガイドしてくれるため、迷うことはない。
患部に熱を加えることで腫れや痒みを抑える仕組みで、刺された直後ほど効果が高いという。メーカーによれば医学的な根拠もあり、スマホのバッテリー消費は1回あたり0.1%未満に収まる。
実際に、アブや蚊、犬のノミ、正体不明の虫刺されで試してみた。結論から言えば、効果は非常に高い。これまで使ってきた市販のクリームや軟膏よりも、明らかに効いた。設定を最長にしても先端は熱く感じる程度で、耐えられないほどではない。
痒み止めの効果は数時間持続した。強い痒みがある場合は1日に数回のケアが必要だったが、就寝前に処置しておくことで、寝ている間に無意識に掻き壊すこともなくなった。
「Heat It」の最大の魅力は、そのコンパクトさにある。使用期限はなく、充電やメンテナンスも不要だ。スマートフォンさえあれば、いつでも虫刺され対策ができる。
総評
価格は6000円台後半と、決して安くはない。しかし、この効果を考えれば納得できる。塗り薬にかかる出費も減り、掻きむしって症状を悪化させるリスクも抑えられるため、十分に元は取れるだろう。
アウトドアが好きで、噛みつく厄介な虫と付き合わざるを得ない人には、ぜひ勧めたいガジェットだ。筆者の装備リストでは、すでに欠かせない存在になっている。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。